耐力制震壁オメガシステム
耐震制震壁オメガシステム
耐震制震壁オメガシステムは、地震の揺れに耐える"耐震"と、地震の揺れを吸収する"制震"の両方を兼ね備え、
繰り返しの地震から住まいを守ります。
耐震住宅の場合
耐震住宅は、「地震の揺れに耐える住まい」のことです。耐力壁などで建物を強固につくり、地震の揺れ(エネルギー)に対抗します。
普通の地震であれば建物の損傷はなく、大地震でも倒壊の心配はありません。しかし2016年熊本地震のような繰り返しの大地震では建物を傷め、倒壊の恐れがあります。
耐震+制震住宅の場合
オメガシステムは耐震(地震の揺れに耐える)に制震(建物の揺れを吸収)の性能を付加したハイブリッド壁です。
耐震住宅にオメガシステムを設置することで、建物の揺れを装置が吸収し建物の損傷を防ぎます。また建物全体の揺れを抑えるため、家具の転倒など被害を最小限に抑えます。
①メンテナンス不要の高品質
特殊鋼部品には、十分な防食処理を行っています。長期間の研究開発と実験により、安定した性能と品質を保てるため、メンテナンスフリーです。
オメガシステム900(スタンダードタイプ) |
オメガシステム600(スリムタイプ) |
②低コストで効果を実感
国土交通大臣認定を取得した壁倍率(※)3.5倍、4.4倍という高い耐力壁が建物の長寿命化を可能にしました。
また、オメガシステムを導入することにより耐力壁を少なくすることもできるため、設計の自由度も大幅にアップします。
※壁倍率とは、建築基準法で定められている耐力壁の強さのこと。数値が大きいほど強い。
③繰り返しにも耐える高性能
低降伏点鋼のオメガデバイスが安定した変形と塑性(そせい)を繰り返し、地震の揺れを吸収します。
本震に加え、度重なる余震にも十分な安定した耐震と制震の効果を発揮します。
④確実で幅広い施工が可能
施工はオメガシステムの部品を木造軸組み工法の躯体にボルトとビスで固定するだけです。
新築はもとより、耐震補強のリフォームにも対応しています。